2021年12月9日(木)とちぎ福祉プラザ第1研修室にて
食事支援の方法をペアになって実際にお弁当を用いて学びます。
- 大枠から入り、詳細な部分説明。
- 手前・奥・右・左や、時計の文字盤に見立てるクロックポジション。
- 場合によっては食器まで手を誘導(触られるのを嫌がる人もいるので確認してから)。
- やむを得ず食器の位置を変える時は、手を誘導したりして新たな位置を確認してもらう。
- 弁当のアルミカップや、バランの有無を伝えて取り除くか確認。
- 調味料などは、かけて欲しいと言われた時に支援する。
- 食事中はさりげなく見守りながら、必要な時に適度な支援をする。
- 残っているのものがあるときは、その事だけを伝える。
(残っている事が判らなかったのか、お腹が一杯なのか、嫌いなものか、アレルギーなのか) - 汁・調味料などが服に跳ねた事が判ったら、その事だけを伝えて処理は当事者様に任せる。
3グループに分かれてのグループワーク
司会・書記・発表者の担当を決めてから3つのテーマに沿って話し合います。
- 失敗談・困った事
- 守秘義務について
- トラブル対応
発表
まとめ&感想
なかなか意見交換する場が少ないので、悩み・困りごとなどの解決策が見つかりとても有意義な研修となりました。
視覚障がい者といっても全盲の人からロービジョンの人まで様々なので、これ!と言う正解は無くても、その時々に応じて臨機応変に対応できるようになれば良いと思います。
第3回は神奈川県からガイドヘルパーのスペシャリスト福喜多氏をお迎えしての実習になります。乞うご期待!
NPO法人チャレンジド・コミュニティ
同行援護事業所 あいさぽ